音楽アーティストが奏でる新たな音楽の融合

クロスオーバーミュージック黎明期、ジャズミュージシャンは様々な実験的手法を用いて、新たなジャンルの境界に挑もうとしていました。結果、のちにフュージョンとしてひとまとめに紹介される整理されたバンドよりも、よりスリリングな展開の音楽が生まれ、事実多くの名盤がこの時期に発表されました。

クロスオーバーミュージックの台頭は、ジャズ側のミュージシャンがロックサイドのミュージシャンにアプローチしたのがきっかけになっています。当時のロックはまだ混とんとしていて、ジャズに限らずクラシックや民族音楽などを取り入れたバンドも多く存在し、実験的なバンドも多数存在していました。ほとんどのバンドがのちにプログレッシブロックに分類されるバンドですが、その大多数は異なる音楽の融合を試みていました。

多くの音楽アーティストはこの後、フュージョンとして成長する音楽を必死で築き上げようと試行錯誤を繰り返します。プログレッシブロックはさらにクラシックの手法を取り入れたり、バロック的な音楽の引用などを挟み、独自な進化を遂げ、フュージョンとは別の新たな音楽を展開するようになりました。プログレッシブロックの特徴は曲の展開がドラマチックでメロディーが優れており、曲が長めであるにもかかわらず決して退屈にならない構成の美しさです。

音楽アーティストはキャリアを積み重ねるにつれて、特にギタリストはテクニック至上型になるケースが多々あります。このため解釈が複雑になりがちで音数も多くなり、一般の音楽ファンには敷居の高いものになりがちです。ロックギタリストの多くはこの複雑になりがちな部分をポップにまとめて、多くの聴衆に訴える名盤を残しています。現在ではさらにハードロックも進化してプログレッシブな傾向のバンドも多く、演奏の技術もジャズやフュージョンのミュージシャンにも引けを取らないセンスを持ったアーティストが増えてきました。今後様々な音楽の発展の中で、世代を超えた音楽アーティストたちの共演の中で、新たな音楽の融合が始まるかもしれません。

人気持続中の音楽アーティストについて。

音楽アーティストが人気を保つサイクルは昔よりも短くなっていますが、老若男女問わず人気が続いているバンドと言えば「SEKAI NO OWARI」です。


SEKAI NO OWARI」は2010年にインディーズでデビューした頃は「世界の終わり」と日本語の表記でしたが、2011年にメジャーデビューした際に現在の表記に変更しました。


インディーズの頃から重いメッセージ性とポップな音が融合している点が高く評価され、第3回CDショップ大賞の準大賞を受賞した実力派の音楽アーティストで、多くの方に知られるようになった代表曲が「Dragon Night」です。


ポップな曲調と異世界を思わせるだけでなく、人間同士のぶつかり合う感情や思いをのせた歌詞は多くの方に支持されて紅白歌合戦にも出場しました。


私も「SEKAI NO OWARI」のコンサートに行った事が一度だけあるのですが、他のコンサートではまず許可しない写真撮影を完全に許可していたのには大変驚いた覚えがあります。


ファンクラブに入っている様なファンの方は一眼レフのカメラを持参して、様々なシーンで撮影をしていましたが曲が始まると会場の全員が一体となって盛り上がっていました。


ボーカルのFukaseが歌っている途中に「歌える?」と聞くと、会場が揺れる程の歌声が響き渡り「いいね」と言ってくれると大歓声が沸き上がっていたのです。


アンコールの際にも会場からアンコールの声の代わりに「Starlight Parade」の大合唱が始まり、ほどなくメンバーが現れると一層の盛り上がりを見せました。


チャリティー活動を活発に行っている事でも知られていますが、東日本大震災復興支援は勿論の事エイズ孤児支援NGO・PLASやROOTOTEチャリティだけでなく、熊本地震発生直後現地にボランティアで足を運ぶなどしています。


最近ではチャリティー支援の中でも、動物殺処分ゼロ支援プロジェクトの「ブレーメン」をスタートさせ、動物愛護にも力を入れている事でも有名で、音楽だけでなく社会活動にも定評のある音楽アーティストです。

音楽アーティストになる為の準備をしよう

華やかな舞台で活躍できる音楽アーティストに憧れる方は非常に多いですが、なりたいと思う方すべたが上に音楽アーティストになれるわけではありません。そこには様々な努力や自分を売り込む力も必要になります。

現在日本にも多くの才能溢れる人がいますが、才能だけで成功する事は非常に難しいと言えるでしょう。そこには自分をどう見せるのか、どう売り込んでいくのか考える事も非常に重要です。多くの音楽家の卵の中から、自分をしっかりと売り出しアピールすることでチャンスは巡ってくるので、才能があると確信している場合でも、自分をどうアピールするのかしっかりと考える事が大切になるでしょう。

現在自分の作品などを世の中にアピールする方法は非常に多いですが、インターネットを効果的に利用して自分を売り出している方もいます。かインターネットでは無料動画配信サービスや、自分の音楽をみんなにシェアできるSNSサービスなどあり、自分の音楽を無料で世の中にアピールできる環境が整っています。これは国内だけではなく世界を意識して売り込む事も可能なので、才能や作品に自信がある場合は積極的に活用してチャンスを掴めるようにすると良いでしょう。またインターネットでは作品を購入してもらう事も可能です。

現在ではダウンロード販売数が非常に増えてきており、ダウンロードできるデータで作品を購入したり販売できるようになっています。インディーズの方が自分の音楽を販売するにはCDをプレスする必要がありましたが、ダウンロード販売の場合はそのようなコストが必要なくなるので、手軽に自分の作品を販売する事ができるでしょう。このように現在を音楽アーティストは、インターネットを意識することが非常に重要になります。インディーズではなくメジャーな音楽アーティストもインターネット上手に活用して作品を売り出していますが、同じような事は誰でもすぐに始めることができるようになっているので、チャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか。

どんな音楽アーティストが登りつめていけるのか

夢は高く持つことで、その夢が実現した時に大きな達成感と喜びが生まれます。テレビで見るような音楽アーティストも苦難を乗り越えてステージに立っているのです。

人は大きく分けて天才型と努力型に分かれます。天才型はその名の通り、何をやらせても天才的能力が発揮されて、努力型は努力する事で成功を手にする事が出来るという事ですが、特にアーティストの道を進む人にとってはこの二つの要素はどちらも必要です。努力をしても才能がなければ登りつめていけない厳しい世界です。売れているアーティストだって相当な努力をして今を勝ち取っています。

例えばアイドルになる場合は歌があまり上手くなくても容姿が伴っていれば良しとされますが、本格的な音楽アーティストの場合は絶対音感も必要だし、楽器が出来たり楽譜の譜面が読めないと良しとされません。歌の上手さも必要です。必要最低限の音楽のスキルが必要となります。

その為ボイストレーニングに通ったり、楽器の教室に行くなど努力を重ねている人は大勢いるのです。そして、重要なのが、人前で歌を歌ったり、楽器を演奏出来る度胸があることです。意外と人前で音楽を奏でるという事は緊張してしまい本領発揮させることが難しかったりするのですが、何度も何度も人前で披露して自信を付けていくのです。

自信にみなぎった演奏はきっと人々の心を掴んでくれます。本気で音楽アーティストを目指している人は今は禁止されている場所が多いですが、路上ライブを行ったり、ライブハウスで演奏したり実績を積んでいます。オーディションという方法もありますが、好きな音楽ジャンルが確立していてやりたい事があるなら実績を積んでファンを獲得していた方がデビューした時に大きな励みとなります。

音楽アーティストは人々の心を掴むと同時に自分の心も掴まなければいけません。自分が良いと思わない演奏は聞いている相手も良いとは思いませんので感性を豊かにして感動を呼べるアーティストになれる事が成功への第一歩です。

地元出身の音楽アーティストを応援しています

高校生の新入生歓迎会で、軽音部の先輩たちが歓迎のための演奏をしてくれました。プロではなく、学生の演奏なのにとても勢いのある音楽だったことに衝撃を受けて、自分も軽音部に所属しました。楽器を習っていたことがあったので、ベースの担当になりましたが比較的早く弾けるようになりました。

毎日練習をしてある程度までは上達をしましたが、もう少しというところが抜け出せずに挫折をしてしまいました。同じ軽音部に所属している1つ年上の先輩は、プロ顔負けの上手なギタリストだったので、プロの音楽アーティストになれるのではないかと考えました。それなのに先輩は大学受験のために、あっさり軽音部を辞めてしまったので、他人事ながら寂しさを感じました。しかし高校を卒業してから10年たった先日、ローカル新聞で地元から音楽アーティストを目指している人の記事が掲載されていました。読んでみると、その人こそ高校時代にギターがとても上手だった先輩だったので、とても驚きました。

先輩は大学を卒業して一度は就職したものの、音楽の道を諦めることができずに、地元で音楽バンドを組んでメジャーデビューを目指しているということでした。記事をさらに読み進めていくと、大学受験をしているときもギターを手放さずに密かに練習していたこと、大学ではサークルに入って活動をしていたことなどを読みました。動画共有サイトでギター演奏をアップしているということも紹介されていたので、早速アクセスしてみることにしました。そうしたら高校の時とは比べ物にならないくらい技術が発達していて、音も胸に響いてくるような素晴らしいものでした。まだメジャーデビューは決まっていませんし、本当に音楽アーティストとしてやっていくことができるのかは未知数ですが、同じ地元であり、先輩のギターの音が好きなファンとして応援していきたいと考えています。自分が音楽アーティストになれませんでしたが、誰かに託すことができるのも嬉しいものだと感じています。

音楽アーティストの大安売りに苦言を呈する

とある日本の歌謡曲番組を見るともなしに見ていたら、司会アシスタントの女性がしきりに「アーティスト」という言葉を使っていました。このアシスタントの言うことを受け入れたら、この番組に出演した歌手およびグループはみなアーティストだということになってしまいます。

音楽アーティストと言うと、他のジャンルのアーティストに較べると敷居がずいぶん低いように思われます。なぜでしょうか。

本来アートとは、芸術という意味です。したがってアーティストというのは芸術作品の創作家ということになります。本来これ以外の訳語はないはずです。ところがこの分野においては音楽アーティストの大安売り現象が顕著に見られます。

その理由を考えてみると、音楽というジャンルが他の芸術分野に較べてどのような特徴があるか、に重要なカギがあります。文学・映画・美術に関しては、それを理解するための素養というものが必要になってきます。そして良い作品に大量に接することで感性が磨かれていきます。また良い作品というのは時代を超えて残るものです。それに較べると、音楽においては「芸術」と「アート」は、別のものと認識されているのではないでしょうか。

例えばバッハの壮大な音楽やベートーヴェンの荘厳な音楽は、芸術作品として21世紀を間違いなく生き残りますし22世紀以降においても同様でしょう。しかし一方において、テレビラジオで日常的に接するようないわゆる流行音楽は、あたかも工場における大量生産品のようで、賞味期限は短く、一時盛大に消費されても後に残るものはごくわずかだと思われます。

しかしリスナーは、好きなものを好きなように楽しむのは自由なのだから他人にとやかく言われる筋合いの問題ではない、と考えているようです。

しかしこれは重大な問題です。これでは価値判断を磨く機会が失われるからです。そしてそれに留まらず、今のところは測定不可能な聴覚汚染の被害に遭い、感性を丸ごと疲弊させてしまう可能性があるからです。

他の分野においてはたとえどのようなものでも価値判断によって選んでいるのに、音楽に限っては好き嫌いが唯一の判断であってみれば、後々様々な弊害を残すことになるというのは言い過ぎでしょうか。未熟な感性を慰めるだけの音楽は低級な娯楽でしかなく、それを供給するのが音楽アーティストであってみれば、やはりアーティストの大安売りは危険な現象だと思います。

音楽アーティストBrothers Johnsonとは

音楽アーティストBrothers JohnsonはジョージとルイスE・ジョンソンからなる兄弟のミュージシャンです。


分野ではファンク、R&Bモータウンで1970年代の半ばから1980年代初頭にかけて I'll Be You YouやStrawberry Letter 23 、 Stomp!の3曲を頂点にして数々のヒット曲を放ち成功を収めたとされています。


ジョージはギターとヴォーカル担当でルイスはベースとヴォーカルを担当していました。ルイスはL.A.で学校に通っている間にジョン・スリープラス・ワンというグループをいとこと共に結成しました。


プロになってからはR&B分野のスターである SupremesやB.ウーマックのツアーにサポートとして参加しました。


後にB.プレストンのバンドに加わり1973年にはin My LifeとThe Kids and Me という曲を彼の為に書いてそしてその後グループを離れました。


1976年には一時的な音楽ドキュメンタリー番組でビートルズのヘイジュードをカバーしています。


作曲家・編曲者、プロデューサーとして知られるQ.ジョーンズがこの2人を自らのアルバム収録に誘い4曲録音を行っています。様々な音楽アーティストとツアーを行った後にQ.ジョーンズの我国へのツアーにも同行しています。


1976年3月にデビューアルバムであるLook Out For#1 が1977年5月にビルボードホット200で13位に入り、続いて1978年8月に発売された Blam !!アルバムはビルボード200では7位にまで上がりました。 Get the Funk Out Ma FaceはQ.ジョーンズとの共作とされています。 彼らの人気アルバムのLight Up The Nightは1980年3月にリリースされビルボード200では5位まで上がりました。この兄弟は次のアルバムでは自主制作を行っていますがこれはビルボード200で48位を獲得しています。1980年になると2人は分裂して別々のプロジェクトで活動し始めます。印象に残る曲にStreetwaveという曲があります。