どうして音楽アーティストに憧れるのか

世の中にはたくさんの音楽アーティストがいます。

多くの人が知っている超人気アーティストもいれば、限られた人しか知らないマイナーなアーティストもいます。でもそういう人気の度合いに関わらず、音楽アーティストは自分にとって憧れの存在です。
どういうところに一番憧れるかというと、やっぱり、自分の表現で勝負している、勝負できている、というところだろうなと思います。

自分の表現というものを持っていて、それで勝負していける、いわゆるクリエイティブな立場になれる人はそうたくさんはいません。才能と努力と熱意、どれかが欠けても音楽アーティストとしてやっていくことはできないでしょう。自分がその道でやっていけると思えるだけの自信というものを手にすることもなかなかできないでしょう。

そういう、たやすくはたどりつけない場所にいる人ってすごいなと思い、憧れの気持ちを抱くのです。才能に惚れます。
もちろん、音楽が好きだから、というのもあります。

自分を表現する手段としては、美術とか文学とか他にもいろいろあるでしょうけれど、音楽が好きだから特に音楽アーティストに憧れます。歌詞とメロディーと曲のアレンジ、その組み合わせを駆使することで多様な感情やイメージを表現できるということは、とてもうらやましいと思います。
さらには、衣装やメイク、ステージでのパフォーマンスや演出まで含めると、かなり総合的な自己表現ができるということにもなります。もちろん軸は音楽ですが、そういう多面的なアプローチができるところもいいなあと感じています。今は多様なメディアが発達していますから、どんなメディアで、どんなふうに伝えようか工夫するのも楽しそうです。
そしてなんといっても、自分が生み出した作品が、人に共有してもらえる、喜んでもらえるというのがすごくいいなと思っています。音楽アーティストは、ライヴという場で、気持ちを共有してもらえる、喜んでもらえる感じを直に受け取ることができます。それはとても素晴らしい体験だろうなと憧れずにはいられません。