イチオシの音楽アーティストhawaian6

音楽インディーズ業界の中で私がお勧めする音楽アーティストはなんと言ってもhawaian6ですね。

現在30才になる私が高校生の時からずっと大好きで聞いていたのがこのhawaian6です。当時、高校生の私も気の会う仲間同士でバンド活動をしていた頃がありました。特にインディーズバンドは大好きでしたが、中でもこのhawaian6には格別な思い入れがあり、よくライブを見に行ったりしたものです。

hawaian6と言えばよくエモコア、クリスチャンパンクなんていうジャンルで呼ばれていますが、彼らのつくる楽曲は、激しくスピード感がある爽快なサウンドの中にどこか哀愁を感じさせる切ないメロディ、そして宗教的な歌詞が特徴的です。

これらの要素が抜群に噛み合っていまして、初めて聴いた「MAGIC」という曲は、その後の私の高校生活をバンド一色に塗り替えたと言っても過言ではないほど影響を受けました。

まず、彼らの音楽を語るうえで外せない話はその個性のある「歌声」です。ボーカルの安野勇太さん、初めてこの人の声を聴いた時の印象は、1フレーズだけでも切なさが身体中に伝わってくる、と言った感じでした。インディーズ業界にいる数多くの音楽アーティストの中でも、これだけエモ-ショナルという言葉が似合うアーティストはそうそういません。ルックスも世間に媚びている感じが無く、ありのままの彼らといった感じに好感が持てます。

そして彼らのつくる音楽は、疾走感がありながらも、決してごちゃごちゃしているわけではありません。ギターにしてもベースにしてもドラムにしても、1つ1つの音がとてもきれいで聞きやすく、私も憧れて真似しようとあれやこれや試してみたのですが、いくらやっても彼らのような「歪みながらもきれいな爆音」をつくりだすことは出来ませんでした。彼らは演奏能力が凄まじいです。真似出来ない演奏テクニックも彼らの魅力の1つと言えるでしょう。

技術はもちろんですが、パフォーマンス然り、トーク然りも個性的かつ耳に残る、とても印象に残る歌です。生演奏を聞けるライブなどでは、CDでは味わえない彼らの魅力を感じられると思います。是非hawaian6の曲は生で1度は体験してもらいたいですね。