音楽アーティストを言語学習の味方につけよう。

外国語を習得する時、どのような方法で勉強をしますか。語学学校に通いますか?独学で勉強を進めますか。独学で勉強するのであれば、そのまま暗記する、CDで会話を聞く、テキストを読み込むなど様々な方法があるでしょう。

 

どの方法であっても自分のペースに合う方法であれば、習得も早いはずです。そこでお勧めの方法が、好きな音楽アーティストの曲をそのまま暗記していくことです。まずはメロディーが耳に残る、好きなタイプの曲を一つ選びましょう。まずは、意味などわからなくて良いので、耳で聞いたとおり、わかるところだけ一緒に歌詞を口ずさんでいきましょう。正しい言葉が発音できなくてもいいですし、もちろん意味がわからなくてもいいので、そのまま耳で聞いたとおり発音しましょう。

 

サビの部分が一番頭に入りやすいので、まずはそこだけをリピートして練習してもいいでしょう。何度も繰り返してサビの部分が口ずさめるようになったら、紙とペンを取り出して、口ずさめた部分の歌詞を書き出しましょう。そうすると、ああ、ここで聞こえていた言葉は、この言葉だったのか、と発見することが出来、その分非常に印象に残りますので、次は正しい言葉で歌詞を口ずさむことが出来るのです。では、書き出したら再び慣れたメロディーを正しい歌詞で歌えるように何度も繰り返しましょう。同じような要領でサビ前後の歌詞も繰り返し口ずさみ、歌詞を書き出し、正しく発音できるように練習します。繰り返す頻度や個人差もありますが、2,3日繰り返せば、一極歌い上げることも可能ではないでしょうか。正しい歌詞で歌えるようになったら、書き出した歌詞を読み返し、意味を調べることも忘れないようにしましょう。意味が頭に入れば、より謳いやすく、より正しく歌えるようになります。

 

このように一曲歌い上げたことで覚えた単語数はテキストを見ながら暗記する単語数よりも非常に多く、意味も理解しやすいものです。文章の使いまわしも歌詞の通りに覚えれば、文法書で覚えるよりも頭に入りやすいのです。このように好きな音楽アーティストの曲を1曲覚えることは、単語力や文章力までカバーする学習方法の1つといえるでしょう。それに、カラオケで外国の歌を格好良く歌い上げることが出来るようになるというおまけ付きです。外国語習得のための方法として、音楽を使った学習方法、是非一度ためしてみませんか。