音楽アーティスト、カーペンターズの名曲

音楽アーティストのカーペンターズは、アメリカの兄妹ポップス・デュオです。ロック全盛の1970年代、独自の音楽スタイルで、一時代を築き、数々の心に残る名曲を世に送りました。妹・カレン・カーペンターの穏やかな美声は多くのファンの心を癒し、今でも愛され続ける音楽アーティストです。アルバム・シングルの総売上枚数、1億枚以上と言われています。
オリコンチャートでは、1970~1989年の日本で、海外アーティストのアルバム売上枚数はビートルズに次ぐ第2位の人気を誇ります。

代表曲の「イエスタデイ・ワンス・モア(1973年)」は、母国・アメリカでは2位を、日本とイギリスでは、カーペンターズ最大のヒット曲で、日本では100万枚以上、オリコン洋楽チャートでは26週連続1位を記録しました。

「トップ・オブ・ザ・ワールド(1972年)」は、1995年のテレビドラマ『未成年』の主題歌にも採用されました。また、岩崎宏美森口博子倉木麻衣持田香織など多くの日本人歌手によってもカバーされています。

「プリーズ・ミスター・ポストマン(1961年)」は、ビートルズを聴いて育ったカーペンターズが、1974年にこの曲をカバーし、3作目の全米1位のシングルになりました。2015年・ホンダ「ステップワゴン」CMにも起用された曲です。

他にも「クロス・トゥ・ユー」「スーパースター」「遥かなる影」「雨の日と月曜日は」「ア・ソング・フォー・ユー」「愛にさよならを」「シング」「オンリーイエスタデイ」「愛のプレリュード」などヒット曲は多く、1970年代に、グラミー賞に何度もノミネートされ、3度受賞し、2曲が殿堂入りになっています。

音楽ダウンロード・サービス『mora』では、2017年上半期ランキングの、ハイレゾアルバム(まとめ買い)部門で、 Carpenters『シングルズ 1969-1981』が9位にランキングされるなど、45年以上経った今なお根強い人気を誇ります。