現代の音楽アーティストにとってのCDを売ることの重要性

現代の音楽アーティストにとってCDが売れなくなってきていることが一番の問題といっても過言ではないです。

音楽配信サイトの発展や気軽に音楽をダウンロードできる環境が整ってきていることがCD売れなくなってきている要因の一つになっています。

オリコン音楽チャートで上位にランクインするCDには1つのCDに数タイプあり、タイプごとに違う曲が収録されていたり、DVD付属であったりと様々な工夫がされています。
またアイドルグループはCDに握手券などの特典をつけたりなど音楽をリリースする人たちは試行錯誤しCDの売上を伸ばそうとしています。

しかしCDの売上が伸びないからといって音楽アーティストの影響力やチカラが薄れてきてしまっているのかと問われればそうではないと思います。

CDの売上というのはアーティストや楽曲を比較する指標の一つになります。
CDの売上やランキングを見てどのアーティスト、どの楽曲が人気なのかを判断する人も少なくないでしょう。

売上や人気で順位をつけることは人が見る上で大切なことかもしれませんが、音楽を楽しむ上ではそこまで重要視することではないと思います。

数年前まではCDを購入してパソコンに取り込み、音楽プレーヤーに入れて音楽をきくというのが主流でした。
現在はスマートフォンなどで音楽を購入しすぐに聴くことができます。

また、動画サイトでアーティスト本人が公式にミュージックビデオを配信したりと、CDが売れていた時代よりもより身近に音楽を楽しむことができる時代になってきています。

現代はCDを買わなくてもその音楽が自分の耳に入ってくる機会があるということです。
影響力を与えるという点ではCDが売れていた時代よりも音楽の世界では進化していっている部分であると思います。

現代の音楽アーティストにとってCDを売り上げることは確かに重要です。
しかし、それ以上に音楽が聴き手にとって身近になってきている現代で重要なのは楽曲が聴き手の耳に届く機会を多く作ることであると思います。