音楽アーティストDusty Springfieldについて

音楽アーティストDusty Springfieldは1939年4月16日にロンドンで生まれました。1960年には2人の兄と共にスプリングフィールズSpringfieldsというグループを結成して活動していました。ツアーで訪れたアメリカのテネシー州メンフィスでモータウンサウンズに感化されたと見られ、その後彼女に大きな影響を与えているといわれています。


1963年にはグループも解散し、1963年からソロとして独立し、ソロ歌手として出発することになりました。I Only Want To Be With You二人だけのデートは全英のみでなく全米でも大ヒットしその後数年間ヒットチャートをにぎわす歌手になります。
1966年You Don't Have to Say You Love Meこの胸のときめきをはイタリアの楽曲であったものがこれをカバーして大ヒットし、我国でも知られるようになりCMでも取り上げられました。


The Look of LoveはBurt BacharachとHal Davidの共作で映画James Bond、Casino Royaleのテーマ曲にもなっていてこれを本人が歌っています。この曲は他の音楽アーティストや演奏家によっても多く取り上げられよく知られています。


1969年に念願とも言えるDusty In Memphisアルバムが発表され高い評価を得ましたが商業的に見ると成功と言えず、その後彼女自身の問題もあってスランプ状態に陥ります。
1986年にPOPバンドのペットショップ・ボーイズの誘いもあってWhat Have I Done To Deserve This?という曲を吹き込むとこれが全英・全米で大ヒットして復活します。1994年に乳がんと診断され1999年にこれが原因で亡くなりましたが、
同年にロックの殿堂入りを果たしています。


ヒット曲としてはSon of a Preacher Manをはじめ多くあり、特にIf You Go AwayやSmall Town Girl 、Chained To a Memory といった曲が収録されたThe Look Of Loveアルバムは良く知られています。